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ホアキン・ソローリャ / ソローリャ・イ・バスティーダ (1863~1923年)

Joaquín SOROLLA Y BASTIDA

作家解説

19世紀スペイン絵画をとりわけ風景画で代表する画家。バレンシアに生まれ、同地の美術学校で学ぶ。ピナソに戸外制作の手ほどきを受けたのもこの頃である。1885年から奨学金を得てローマに留学、パリ滞在を経て1889年帰国。その後1892年の《もう一人のマルガリータ》(ワシントン大学美術館、セントルイス)、1894年の《それでもまだ魚の値段が高いという》(プラド美術館)などの社会的主題の作品で展覧会で受賞を重ねた。1890年代後半からは戸外制作による風景画に最大の関心を向けるようになる。《浜辺の子供たち》(プラド美術館)など、陽光溢れる浜辺の風景や人物、そしてスペイン各地方の風俗を、素早い筆致と明るく豊かな色彩で描き出し、ルミニスモ(光彩主義)とも呼ばれる独自の表現法を確立した。彼の作品はスペインのみならずヨーロッパ各国や南北アメリカ両大陸においても高い人気を博した。ソローリャの明るく楽観的な作品は、とりわけ「98年の世代」と呼ばれる当時のスペインの知識人から表面的で社会の現実を反映していないと批判されたが、彼は祖国の健康的、祝祭的なイメージを描き続けることで海外にその魅力を伝え、自国民を鼓舞し、励まし続けた。

作品一覧
12件中1~12件表示

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浜辺の修道女たち (1910年頃)
Nuns on a Beach
ホアキン・ソローリャ
Joaquín SOROLLA Y BASTIDA
素材・技法:油彩・板
画家プラディーリャの肖像 (?) (1885年)
Portrait of the Painter Pradilla Ortiz (?)
ホアキン・ソローリャ
Joaquín SOROLLA Y BASTIDA
素材・技法:油彩・カンヴァス
エレナ・コルテシーナ
Helena Cortesina
ホアキン・ソローリャ
Joaquín SOROLLA Y BASTIDA
素材・技法:木炭・カンヴァス
A・サイント=アウビンの肖像 (1912年)
Portrait of A.Saint-Aubin
ホアキン・ソローリャ
Joaquín SOROLLA Y BASTIDA
素材・技法:油彩・カンヴァス
若い女と飾り壷
Mujer y jarro
ホアキン・ソローリャ
Joaquín SOROLLA Y BASTIDA
素材・技法:ペン、インク・紙
バレンシア海岸の船 (1903年)
A Boat on the Beach of Valencia
ホアキン・ソローリャ
Joaquín SOROLLA Y BASTIDA
素材・技法:鉛筆・紙
すわる老女
An Old Woman Seated
ホアキン・ソローリャ
Joaquín SOROLLA Y BASTIDA
素材・技法:鉛筆・紙

Pájaros
ホアキン・ソローリャ
Joaquín SOROLLA Y BASTIDA
素材・技法:鉛筆・紙
彫刻のデッサン
Estudio de esculturas
ホアキン・ソローリャ
Joaquín SOROLLA Y BASTIDA
素材・技法:鉛筆・紙

Mujer
ホアキン・ソローリャ
Joaquín SOROLLA Y BASTIDA
素材・技法:鉛筆・紙
子供たち
Niños
ホアキン・ソローリャ
Joaquín SOROLLA Y BASTIDA
素材・技法:鉛筆・紙
子供たち
Niños
ホアキン・ソローリャ
Joaquín SOROLLA Y BASTIDA
素材・技法:鉛筆・紙
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