長崎県美術館

学校利用

鑑賞プログラム

鑑賞プログラムでは、展示作品を個々の目的に沿って自由に鑑賞したり、少人数に分かれて、スタッフと一緒に会話をしたりしながら鑑賞する「おしゃべり鑑賞」※をすることができます。自分の感じたことを話したり、友だちの様々な見方を知ることはとても大切なこと。おしゃべり鑑賞では、スタッフと共に作品をゆっくりと鑑賞し、子ども達の豊かな想像力を育んでいきます。先生方も一緒に子ども達と体験を共有しながら、楽しんでください。

時間1時間程度

おしゃべり鑑賞とは

作品や作者についての一方向的な解説ではなく、コミュニケーションを通して鑑賞を行う方法。作品の歴史的背景や理論を知ることを第一目的とはせず、作品をみて感じた子ども達の考えを大切にし、作品への興味を高めます。この鑑賞方法は「対話型鑑賞」とも呼ばれており、近年全国の美術館・学校でも取り入れられ、想像力を高める鑑賞方法として注目されています。

例1クラス単位や少人数向き

展覧会の中から作品を選び、スタッフと一緒におしゃべり鑑賞を行います。「作品の中に何がみえる?」「どうしてそう思ったの?」などの簡単な質問をスタッフが投げかけ、子ども達が作品の中から発見したことや感じたことをもとに会話を膨らませていきます。その後、自由鑑賞の時間を設け、各々の興味に沿って鑑賞していきます。

例2100名以上など大人数向き

美術館エントランスやホール等で、スタッフから展覧会の概要や見所について話を聞いた後、各々のペースで展覧会場の作品を自由に鑑賞していきます。

展示室でのマナー

美術館で気持ちよく作品を鑑賞するためのマナーを学ぶこともとても大切です。
事前学習にお役立てください。

マナーを印刷

美術館内では
走らないでください。
おしゃべりは小さな声でしましょう。 作品を手で触ったり、画面に接触するほど顔を近づけてみることはしないでください。(目に見えない油分や水分が付いて作品を傷めることがあります。) 展示室内では万年筆、ボールペン、シャープペンシル、消しゴムなどは持ち込めません。メモをとるために鉛筆は持ち込めます。