2009,08,25, Tuesday
7月3日(金)に、今年度最初の遠隔授業を行いました。
「遠隔授業」とは、スクールプログラムを利用することが難しい美術館から遠く離れた地域の皆さんでも、美術館を授業に活用できる試みです。 美術館と学校を、映像と音声を用いた通信システムを使って結びます。 平成20~21年度は、五島市の奈留中・高校での授業を計4回予定しており、今回は第3回目です。当日の奈留会場は、奈留中・高の生徒(約160名)のほか、地域の方も見学可能でした。 その様子をお伝えします。 ![]() 奈留会場の様子(前回) 今回は、企画展「藤城清治展 光の祈り」を題材にした遠隔授業を行いました。14:00~14:50の時間に、奈留中・高の生徒の皆さんが体育館に集まりました。美術館側では、エデュケーターと、学芸員が授業を進めます。 展示作品を鑑賞しながらの対話型の授業です。映し出された作品をもとに、質疑応答が飛び交います。 ![]() 双方の架け橋となっている映像装置は、こんな感じです。時差もなくリアルタイムで話ができます。お互いの様子も、モニターに映し出されてよく分かります。通りがかった一般のお客様も、「すごいね~」と面白そうに覗かれていきました。 作品のもつ特徴を、トレーシングペーパーやセロファンなども使って伝えました。授業を受けた皆さん、いかがだったでしょうか。興味が湧いた人は、ぜひ美術館に遊びに来てくださいね。 ![]() 次回の遠隔授業は、1月に予定しています。お楽しみに! ![]() | スクールプログラム | 10:00 AM |
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