2009,07,29, Wednesday
今年度第一弾のワークショップ。
5月31日(土)、ジブリの絵職人男鹿和雄展関連ワークショップが行われました。 題して、「男鹿さんと森を歩こう」! 今にもトトロが出てきそうな緑いっぱいの長崎市民の森を散策しながら、自然の中で出会った素敵なモチーフをスケッチしました。 お花、虫、木々や沢ガニ…森は素敵なものでいっぱい! 子どもたちといっしょに森を歩くのは、ジブリの絵職人・男鹿和雄さん。男鹿さんと過ごした森でのひととき、みんなはどんな発見をしたのでしょう。 特別ゲスト 男鹿和雄 (おが・かずお)さん 72年からアニメーション作品の背景を手がけ、スタジオジブリには「となりのトトロ」の美術監督で初参加。以降「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「もののけ姫」で美術監督を務めるほか、ほとんどの作品で背景を手がけている。現在はフリーとして、背景美術以外にも挿絵や絵本などの分野で活躍。 美術館で展覧会を鑑賞後、バスに揺られて茂木町にある長崎市民の森へ。 早速男鹿さんと約2㎞の森歩き開始です。あこがれの男鹿さんが目の前に…!!子どもたちもドキドキです 森で見つけた自然をよ~く観察して、さあスケッチです!集中して、描いている様子。 みんなが使ったのは水彩色鉛筆。携帯にも便利で水筆を使えば水彩絵の具のような風合いが出ます。 森と一体になってスケッチ。気分はトトロです。 男鹿さんはいつもコンパクトな水彩絵の具セットを携帯していて、散歩中に目に留まったものをスケッチしているそう。 日々の発見や感動を大切にしていらっしゃるのですね。 メインスポットの巨木杉に到着。 鋭い観察眼を常に働かせている男鹿さん。このときは近くのせせらぎで沢ガニを発見。子供たちも大注目です。「カニ描く人~」と呼びかけると、僕も私もと集まってきました 実際に近くで見て、手に触れて、じっくり観察です。沢ガニが男鹿さんの指を挟むなんてハプニングも…! 最後は皆で集合写真をパチリ。ハードな山道でしたが、みんな最後までがんばりました! 白くて可愛いヒメシャラの花にも出会えましたよ。 森を一緒に歩いた男鹿さんは、自然体で、あらゆるものに感動できる少年のような方でした。男鹿さんとのひとときはかけがえのない思い出としてみんなの心に残ることでしょう 男鹿さんのような純粋な感性を、いつまでも大切にしていきたいですね。 | ワークショップ・講演会 | 10:10 AM |
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