
- 展覧会名
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松井守男「愛と光」-にっぽん賛歌と光の小品展-
- 会期
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2012年5月30日(水)~6月24日(日)
- 会場
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県民ギャラリーC・運河ギャラリー
- 主催
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松井守男展実行委員会
- 概要
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「光の画家」松井守男は、現在フランスのコルシカ島と長崎県五島市の久賀島を制作の拠点に活動しています。松井は1967年にフランス政府給費留学生として渡仏。アカデミー・ジュリアン、パリ国立美術学校で学び、以後パリで画業を重ねその後、1998年、コルシカ島に本拠を移し、「終の棲家」と定めます。2008年に五島の久賀島を訪れた松井はその自然の光と歴史に心打たれ、以来同地にもアトリエを構え「第二の故郷」と制作の軸足を置いています。様々な苦悩を経て、細い筆で画面に光を描き出す表現を確立し、その西洋でも東洋でもない独自の松井芸術は高く評価され、フランス政府より2000年に芸術文化勲章を、2003年にはレジオン・ド・ヌール勲章を授与され、日本人でありながら現代フランスを代表する画家の一人とされています。また、五島市の「ふるさと大使」としても活躍しています。
今回は代表作《遺言》(1985)をはじめ、東日本大震災後に日本復興の祈りを込めつつ描いた「HOPE JAPAN」、世界に誇るべき日本の精神を伝えようと描いた「大和魂」のシリーズなど幅5~10メートルにも及ぶ大作群と、「天国の庭」、「コルシカンブルー」、「五島ブルー」、「富士山」など光の小品シリーズをあわせ、総数約90点の作品により愛と光に満ちた松井守男の世界をお届けします。2014年に長崎県美術館で開催を予定している個展への序章として、作家から県民の皆さんへのご挨拶を兼ねた展示です。会期中には子ども達を対象とした作家本人によるワークショップも開催します。難しく考えがちな抽象画ですが、この機会に、自由な感性で松井芸術の光と親しみ、自らの目と心を通し自分自身の価値観を育むことの大切さを感じてください。
*画像は、《五島ブルー》2012
〇10:00~20:00(最終入場19:30)
※入場無料
主催/松井守男展実行委員会
後援/長崎県、長崎市、五島市、長崎県教育委員会、長崎市教育委員会、五島市教育委員会、長崎新聞社、西日本新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞長崎支局、NBC長崎放送、KTNテレビ長崎、NCC長崎文化放送、NIB長崎国際テレビ、長崎ケーブルメディア、エフエム長崎
企画協力/(株)ホリプロ