ホセ・エルナンデス 黒の世界

- 展覧会名
- ホセ・エルナンデス 黒の世界
- 会期
- 2022年2月15日(火)~5月8日(日)
- 会場
- 常設展示室4室
- 主催者
- 長崎県美術館
- 概説
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スペインを主として、国際的にも活躍した画家ホセ・エルナンデス(1944-2013)は、油彩画のみならず銅版画も精力的に手掛けました。本展は、奇妙でグロテスクながらもどこか幽玄な美しさに貫かれたエルナンデスの版画作品を紹介するものです。エッチングやアクアティントといった古典的な技法を駆使して生み出される版画の数々は、インクによる黒を基調としたモノトーンの世界に豊かな詩情をたたえ、独自の魅力を放っています。
エルナンデスはすでに1976年の第10回東京国際版画ビエンナーレ(東京国立近代美術館、京都国立近代美術館)において日本へ紹介されていますが、その知名度に鑑みるとまだまだ国内では知られざる作家の一人に数えられます。本展を機に、彼の版画作品と対峙し、その特質と奥深さに迫って頂ければ幸いです。 - 関連リンク
- 作品紹介