鴨居玲と羊子の絵画

展覧会名
鴨居玲と羊子の絵画
会期
2007年11月28日(水)~2008年1月14日(月・祝)
会場
常設展示1
主催者
長崎県美術館
概説
平戸市田平町ゆかりの鴨居姉弟。鴨居玲は自画像の画家と称され、人間を見つめ描いたその作品群は、まるで私たちにまで鏡を突きつけるかのような厳しさと、そして優しさとが複雑に入り混じっています。
一方の鴨居羊子は、下着デザイナーとして衝撃的にデビューし、戦後女性の生き方を牽引するかのような活動を行いました。下着のほかにも映画、エッセイなどを発表。特に絵画について羊子は、「下着デザイン」という社会的な活動と、まるでシーソーのように精神的なバランスをとるための、さらには自分の世界を守るための重要な活動として位置づけていました。今回は、当館が所蔵する鴨居玲と羊子の絵画を全点展示いたします。

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