文化庁メディア芸術祭歴代優秀作品上映 「The Q of moving-image ―映像表現が問いかけるもの」(海外作品)

名称
文化庁メディア芸術祭歴代優秀作品上映 「The Q of moving-image ―映像表現が問いかけるもの」(海外作品)
会場
ホール
期日
2015年1月3日(土)14:00~14:50 ※開場は13:30
主催
長崎県美術館
概要
文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。
当館では、同祭の歴代優秀作品をご紹介します。

● 「The Q of moving-image ―映像表現が問いかけるもの」(海外作品)上映
現代社会、歴史、祖国への想い、普遍的な物語……。本プログラムの作品に登場する一枚の写真や一握りの土、何気ない風景などの日常の “特別でない”被写体は、作者のユニークかつ批評的なまなざしにより “特別な”表現者となって観るものに問いかけます。
『Bye Buy』は、消費主義の絶頂を象徴するイメージを、現代の風景や記号と合成し、さらに登場人物の眼を肥大化させることで、人間の欲望の所在を描き出しています。また、『nijuman no borei』は、膨大な写真を重ねることで広島の原爆ドームが歩んだ時間を表現し、一つの歴史を明らかにします。さらに『For Land Creation』 『Archipelago Science Fiction』では、実在する人物の語りや経験を、映像として再構成することで、現実とフィクションを交錯した普遍性をもった物語を語りかけます。
本プログラムでは、映像表現ならではの物語性とドキュメンタリー性を強く有し、歴史や現実を不断に問いかける6作品を紹介しています。私たちの“特別でない”日常と、意識することのない現実に、新しい価値観と批評性を自省的に促すこれらの作品群は、アートだからこそ可能となる “特別な”まなざしを観るものに与えるでしょう。(約50分)
*画像は、「nijuman no borei」Jean-Gabriel PERIOT[フランス]
第11回アート部門大賞
(c) Envie de Tempete Productions

定員:先着100名
※入場無料

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