三川内焼の細工技術

口石長山《白磁牡丹菊籠目香炉》大正期、長崎県美術館蔵

コレクション展

会期
2025年7月19日(土)~9月7日(日)  ※9月1日(月)・2日(火)は休室いたします
開館時間
10:00~20:00(最終入場19:30)
休館日
7月28日(月)、8月25日(月)
会場
常設展示室第2室
主催
長崎県美術館
概要
江戸時代、平戸藩の御用窯であった時代から、将軍家や宮家などに対するいわゆる「献上品」にふさわしい技巧性を発達させてきた三川内焼。白磁染付、浮上、卵殻手といった、高度な技術が継承されてきましたが、今回は中でも「細工」の技術に特化してご紹介します。緻密さや精巧さで人の目を圧倒するかのような、あるいはユニークな造形性で親しみを誘うような、三川内焼ならではの細工作品をお楽しみください。

作品紹介

《染付雲鶴虎文龍巻瓢形瓶》19世紀前半、長崎歴史文化博物館蔵
《白磁細工栗置物》江戸時代後期、長崎歴史文化博物館蔵
《錆瑠璃釉千匹猿文花瓶》明治時代、長崎歴史文化博物館蔵
中里茂右衛門 [14代]《白磁細工龍香合》1926(昭和1)-1970(昭和45)年頃、長崎県美術館蔵
中里末太郎(陽山)《三河内焼 うきがめ寿盃》1983(昭和58)年頃、長崎県美術館蔵
口石長山《染付菊文透彫香炉》制作年不詳(明治時代以降)、長崎歴史文化博物館蔵
口石長三《白磁龍巻香炉》1971(昭和46)年、長崎県美術館蔵
《錆瑠璃釉菊熨斗形文鎮》江戸時代後期、長崎歴史文化博物館蔵
《染付菊童子文燭台》19世紀末、長崎歴史文化博物館蔵
中里安吉郎《白磁菊細工香炉》1975(昭和50)年、長崎県美術館蔵

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