マヌエル・フランケロ―モノの言語
概要
会期 | 2022年10月26日(水) ~ 2023年01月29日(日) |
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開館時間 | 10:00~20:00(1月2日、3日は18:00まで) ※最終入場は閉館の30分前まで |
休館日 | 11月14日(月)・28日(月)、12月12日(月)・26日(月)、 12月29日(木)~2023年1月1日(元日)、1月10日(火)・23日(月) |
会場 | 常設展示室第4室 |
リアリズムの最先端を走るスペインの現代アーティストによる版画シリーズ
マヌエル・フランケロは、現代スペインを代表するアーティストの一人です。1953年にアンダルシア州のマラガで生まれ、現在はマドリードを拠点に活動しています。当初は絵画の分野で名を馳せました。その驚異的な細密描写は他の追随を許さず、次世代を担う気鋭のアーティストとして注目されました。
2000年代末からは絵筆をデジタルカメラへと持ち替え、新しいプロジェクトへ移行しています。2015年にニューヨークで開催された写真作品による個展「部屋に在るモノ(Things in a room)」(マルボロ画廊、NY)では、表現手法へのこだわりを超越したフランケロの深遠なる芸術思想が明らかになりました。
そのドラスティックな変化の過程で、フランケロは2002年に版画シリーズ「モノの言語(The Language of Things)」を発表しています。その約10年前からフランケロはアトリエにある雑多なモノを定期的にポラロイドカメラで撮影し、まるで日記をつけるかのように、それらを撮りためていきました。ごくわずかしか変化しない風景であっても、フランケロにとっては日常の重要な軌跡なのです。
ポラロイド写真をもとに版におこし、和紙にプリントされた14点のこれらの銅版画作品には、見過ごしがちな日常に対するフランケロの鋭い観察力が凝縮されています。小さなシリーズではありますが、「モノの言語(The Language of Things)」はフランケロの思想が詰まった重要なプロジェクトといえるでしょう。
基本情報
観覧料
一般 | 420(340)円 |
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大学生・70歳以上 | 310(250)円 |
小中高生 | 210(170)円 |
◎( )内は15名以上の団体料金。
◎県内在住の小・中学生は無料。
◎学校行事の一環として、県内の小・中・高・特別支援学校生が利用する場合は、引率の教員を含め、無料。
◎身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証提示者及び介護者1名は無料。
◎企画展『NBC創立70周年記念 イスラエル博物館所蔵 ピカソーひらめきの原点ー』のチケットでも観覧できます。対象期間|2022年11月11日(金)~2023年1月9日(月・祝)