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長崎県美術館

コレクション展

コレクション展年間スケジュール

詳細情報

展示区分 コレクション展
展覧会 新収蔵―池野清と池野巖
会期 2023年6月14日(水)~9月10日(日)
会場 常設展示室4室
主催 長崎県美術館
概要 昭和の長崎で活動した洋画家・池野清(1913-1960)と池野巖(1926-1990)の兄弟。彼らはともに被爆者であり(清は長崎で、巖は動員先の広島で被爆)、中央画壇の潮流からは距離を置きながら詩情を湛える静謐な作品を制作しました。また子どもや労働者に絵を教え、後進の育成にも努めました。さらに清は友人であった長崎出身の小説家・佐多稲子の長編『樹影』(1972年、講談社)の主要登場人物のモデルとなり、巖は佐多の同書執筆に協力し著作の装幀も手がけています。現存作品が極めて少ない二人ですが、当館は2022年度に個人の方から清の作品4点、巖の作品15点、合わせて19点もの作品の寄贈を受けました。本展示はそのお披露目として開催するもので、油彩、素描、版画で構成される19点をすべて公開します。

画像|池野巖《呼》1974年 油彩・カンヴァス 女川裕子氏寄贈
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