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長崎県美術館

コレクション展

コレクション展年間スケジュール

詳細情報

展示区分 コレクション展
展覧会 城谷耕生のプロダクトデザイン―人と人のつながりから生まれる形―
会期 2020年11月27日(金)~2021年1月11日(月・祝)
会場 常設展示2
主催 長崎県美術館
概要 長崎県出身のデザイナー・城谷耕生(1968-)は、東京でデザインを学んだのち、1991年にイタリアに渡り、デザイナーとしてミラノを拠点に活動を始めました。2002年、STUDIO SHIROTANIを雲仙市小浜町に設立。この地に拠点を移して現在に至ります。
城谷は自身のデザインを、人目を引く新しい形を生みだすことではなく、「ものを作るという活動を通して人をつないでいく」ことだと語ります。例えば昔の人の知恵や技術を今の人に伝えること。地域文化の中で残すべきものは何かを、多くの人とリサーチすること。そうした「人同士のつながり」をまず作り、結果として形になったものが彼のプロダクトデザインであると説明できます。こうして生まれたプロダクト(例えば食器、照明、家具など)を並べてみると、実に様々です。しかし一貫して、あたかもものの「原型」を垣間見せるかのような不思議な美しさが一つ一つに宿っており、私たちの心を強く捉えることでしょう。
本展覧会では、当館が所蔵する作品に作家からの特別出品を加えた、プロダクトデザイン約80点をご紹介します。城谷耕生の多岐にわたる仕事の原点を見せてくれる作品群をお楽しみください。

画像|TIPOガラスボウル(2003)製作/島田真平 撮影/久高良治
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