junaida展「IMAGINARIUM」
企画展概要
会期 | 2024年07月20日(土) ~ 2024年09月01日(日) |
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開館時間 | 10:00~20:00(最終入場19:30) |
休館日 | 7月22日(月)、8月26日(月) |
会場 | 長崎県美術館 企画展示室 |
光も闇も引き連れて 絵筆に灯る 想像と空想 絵本『Michi』『の』『怪物園』のjunaida 400点超の原画 問いかける 小さな物語
『Michi』『の』『怪物園』『街どろぼう』(すべて福音館書店)、『EDNE』(白泉社)など、近年立て続けに出版した絵本がいずれも話題の画家、 junaida(ジュナイダ、1978-)。ヨーロッパを思わせる謎めいた世界に、細密に描きこまれた人物や背景。鮮やかな色彩の中に、明るさと闇が共存する不思議な世界観が大きな注目を集めています。
このたび、たゆまぬ冒険を続けるjunaida初の大規模個展「IMAGINARIUM」巡回展を長崎県美術館で開催します。赤や金に彩られた異世界に、絵本原画や一枚絵として描かれた400点超の作品を展示します。本展のために描き下ろした作品にも出会いながら、空想世界の全貌をお楽しみください。
展覧会図録をはじめ、オリジナルのミュージアムグッズを多数販売します。広報物や図録のデザインは『の』『怪物園』などのブックデザインを手掛けるコズフィッシュが担当します。
【見どころ①】展覧会のための描き下ろし作品を展示
初の大規模個展に際して、junaidaが三連画の新作「IMAGINARIUM」を描き下ろしました。3点それぞれがjunaida作品の根底にある要素を象徴しています。タイトルの「IMAGINARIUM」は、「イマジネーション」の「IMAGINE」と「プラネタリウム」などの語尾「-ARIUM」をミックスしたもの。展覧会は鑑賞者の想像、体験によって、自由に変容する場所となるでしょう。
【見どころ②】2006年から近作まで、400点を超える原画を展示
展覧会では数々の絵本原画だけではなく、初期作品『TRAINとRAINとRAINBOW』(Hedgehog Books、2011)や三越のクリスマスディスプレイのために描いた作品『HOME』(サンリード、2013)、ミヒャエル・エンデ『鏡のなかの鏡』をオマージュした『EDNE』、画集『UNDARKNESS』 (Hedgehog Books、2021)、宮沢賢治へのオマージュ「IHATOVO」シリーズ、伊坂幸太郎『逆ソクラテス』(集英社、2020)の装画など、2006年から近作まで400点以上の原画を紹介。建築家・張替那麻(Harikae)がデザインした空間に展示します。
【見どころ③】怪物園の巨大アニメーション
絵本『怪物園』の怪物たちが、巨大なアニメーションとなって、来場者と一緒に行進します。監督は映像作家の新井風愉が担当。動く怪物たちをお楽しみください。
『怪物園』原画(福音館書店、2020)©︎junaida
■junaida(ジュナイダ)
画家。1978年生まれ。『HOME』(サンリード)でボローニャ国際絵本原画展2015入選、『Michi』『怪物園』(福音館書店)で造本装幀コンクール<児童書・絵本部門>受賞、『怪物園』でIBBY<ピーター・パン賞>受賞など、国内外で高い評価を受ける。近年は絵本の創作を中心に、その活動の幅を広げている。
www.junaida.com
作品紹介
- 「IMAGINARIUM」(2022)©︎junaida
- 「IMAGINARIUM」(2022)©︎junaida
- 「IMAGINARIUM」(2022)©︎junaida
- 『HOME』原画(サンリード、2013)©︎junaida
- 『Michi』原画(福音館書店、2018)©️junaida
- 『の』原画(福音館書店、2019)©︎junaida
- 『街どろぼう』原画 (福音館書店、2021)©️junaida
- 『IHATOVO 01』原画 (宮沢賢治、サンリード、2013)©︎junaida
- 『逆ソクラテス』装画 (伊坂幸太郎、集英社、2020)©︎junaida
- 『EDNE』原画(白泉社、2022) ©︎junaida
- 『UNDARKNESS』原画 (Hedgehog Books、2021)©︎junaida
- 『THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS』 原画(Hedgehog Books、2017)©︎junaida
基本情報
観覧料
一般 | 1,400円(1,200円) |
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大学生・70歳以上 | 1,200円(1,000円) |
※高校生以下無料
※( )内は前売りおよび15名以上の団体料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、
特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、
小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者および介護者1名は5割減額
※会期中、本展観覧券でコレクション展にも入場可。
※前売券販売期間:6月1日(土)~7月19日(金)
前売券取扱い店
チケットぴあ(Pコード686-901)
ローソンチケット(Lコード83473)
セブンチケット(セブン-イレブン)
イープラス(eplus.jp)
CNプレイガイド(ファミリーマート)
好文堂書店
紀伊國屋書店 長崎店
メトロ書店 長崎本店
くさの書店チトセピア店
長崎県美術館
『の』の「わたし」になってみよう
本展では、絵本『の』(福音館書店、2019年)の主人公「わたし」の赤いコートと帽子を貸し出しています。絵本の中の「わたし」になってIMAGINARIUM展を鑑賞してみましょう。
コートは子どもサイズ(110cm・140cm)のみ。帽子は大人サイズも用意しているので、友人同士、パートナーと親子など、みんなで一緒にかぶって楽しめます。帽子制作は老舗の帽子工場の東ハットさんと共作で、コスチュームクリエイターのイナドメハルヨさんが担当しました。
※受付不要、自由参加
※貸出場所などの詳細は決まり次第、当館ウェブサイトにてお知らせいたします。
展覧会オリジナルグッズ販売
図録をはじめ、junaidaの世界観を詰めこんだ展覧会オリジナルグッズが勢揃いします。
展覧会図録『IMAGINARIUM』
3,850円
Tシャツ
4,400円
KUTANI SEAL × junaida
IMAGINARIUMカップ(3種)各3,520円
※価格はすべて税込 ※数に限りがあります
主催等
主催 | 長崎県美術館、西日本新聞社、西日本新聞イベントサービス、KTNテレビ長崎 |
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企画協力 | ブルーシープ |
後援 | 長崎県、長崎市、長崎県教育委員会、長崎市教育委員会、長崎ケーブルメディア、エフエム長崎、長崎県書店商業組合 |