超絶技巧の鉛筆画 吉村芳生展
企画展概要
会期 | 2024年03月22日(金) ~ 2024年05月12日(日) |
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開館時間 | 10:00~20:00(最終入場19:30) |
休館日 | 4月8日(月)、22日(月) |
会場 | 長崎県美術館 企画展示室 |
人はどこまで描き写せるのか。
鉛筆による細密描写で現代アート界に衝撃を与え、2013年に63歳で急逝した吉村芳生(山口県出身)の大回顧展。活字1文字1文字まですべて手描きで完璧に写しとった「新聞」、1年間毎日描き続けた「自画像」、写真と見まがう「全長10mの花々」など、リアルな作品の数々に画家の執念、時間の集積を感じずにはいられません。初期のモノクロ作品から晩年の鮮やかな花々まで、驚きと感動に満ちた約500点により画業の全貌に迫ります。
【展覧会の見どころ】
ひたすらマス目に斜線を引く!
版画や、鉛筆でのドローイングが中心の初期の作品。「ジーンズ」の技法は2.5mm四方のマス目に、濃淡を0から9の数字で記入。「4は斜線5本」などのルールで機械的に描写しています。
「ジーンズ」1984年 インク、フィルム
「ジーンズ 下絵(数字)」(部分) 1984年 鉛筆、紙
活字も写真もすべて手描き!
生涯で 2000 点を超える自画像を描いた吉村。この作品は新聞紙に顔を描いているのではありません。新聞紙面すべてが手描きです。自画像の表情は、その紙面を見た際の吉村の実際の反応が描かれています。
「新聞と自画像 2008.10.8 毎日新聞」
2008年 鉛筆・色鉛筆・水性ペン・墨・水彩、紙
「新聞と自画像 2009.1.22 ジャパンタイムズ」
2009年 鉛筆・色鉛筆・水性ペン・墨・水彩、紙
10mの大作も色鉛筆で!
後期作品はカラフルに、巨大化。1990年頃から吉村は色鉛筆で描いた花の絵を制作するようになります。本作は実際の情景とは天地を逆にして描いています。上下を逆にすることで、虚構と現実、日常と非日常が入れ替わることを表現しています。
「未知なる世界からの視点」2010年 色鉛筆、紙 ©Yamamoto Tadasu
基本情報
観覧料
一般(大学生以上) | ・前売券(全日)1,100円 ・当日券(平日)1,200円/(土日祝日)1,300円 |
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小中高生 | ・前売券(全日)500円 ・当日券(平日)600円/(土日祝日)700円 |
※小学生未満無料
※15名以上の団体は前売料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者および介護者1名は前売料金。
※会期中、本展観覧券でコレクション展にも入場可。
※前売券販売期間:2月9日 (金)~3月21日 (木)
前売券取扱い店
ローソンチケット・ローソン各店(Lコード: 81993)
紀伊國屋書店長崎店
メトロ書店本店
好文堂書店
くさの書店チトセピア店
ララコープ各店(一部店舗除く)
長崎新聞社(本社文化ホール、佐世保支社)
長崎県美術館
主催等
主催 | 長崎新聞社、長崎県美術館 |
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共催 | NCC長崎文化放送 |
特別協賛 | 佐藤和眼科医院 |
協力 | 長崎バス、アミュプラザ長崎、長崎県医師会、長崎新聞販売センター |
後援 | 長崎県、長崎市、長崎県教育委員会、長崎市教育委員会、長崎市立図書館、長崎県PTA連合会、長崎県国公立幼稚園・こども園協会、長崎県私立幼稚園・認定こども園連合会、長崎県学童保育連絡協議会、長崎市学童保育連絡協議会、長崎県保育協会、長崎県子ども会育成連合会、長崎県民生委員児童委員協議会、長崎県社会福祉協議会、長崎商工会議所、長崎県観光連盟、長崎国際観光コンベンション協会、生活協同組合ララコープ、長崎県生活協同組合連合会、長崎ケーブルメディア、エフエム長崎、長崎県美術協会、長崎県書店商業組合、長崎県興行生活衛生同業組合、長崎県映画センター、長崎親善人形の会(瓊子の会) ※順不同 |