イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき
企画展概要
会期 | 2023年07月01日(土) ~ 2023年09月03日(日) |
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開館時間 | 10:00~20:00(最終入場19:30) |
休館日 | 7月10日(月)・24日(月)、8月28日(月) |
会場 | 長崎県美術館 企画展示室 |
人々を魅了し続ける140年の創造性
フィンランドを代表するライフスタイルブランド、イッタラ。ヘルシンキの北約120kmにあるガラス工場から出発した同ブランドは、アルヴァ・アアルトやカイ・フランクら、デザイン史をけん引した建築家やデザイナーとともに歩んできました。美しさと機能性をすべての人へ提供するという思想のもと送り出されたプロダクトは、今なお世界中で愛され続けています。
本展は、イッタラ創立140年を記念しフィンランド・デザイン・ミュージアムが開催した展覧会を再構成し、日本との関係に焦点を当てた章を加えたものです。ガラスを中心に、陶磁器、映像等をあわせた約450点を通して、イッタラの技術と哲学、デザインの美学に迫ります。
【展覧会のみどころ】
①イッタラの140年に及ぶ軌跡を450点以上の作品を通して紹介
世代を超えて世界中の人々を魅了するタイムレスなイッタラのデザイン。本展は、ひとつのブランドとしての存在にとどまらず、近代社会の発展をも反映しつつ、フィンランドデザインの象徴となったイッタラの歩みにアプローチします。
②日本初、イッタラの大規模巡回展!
フィンランドデザインを代表するブランドとして度々紹介されるイッタラのプロダクトですが、全国の美術館を巡る大規模な展覧会は初開催となります。約12,000点に及ぶ世界最大のイッタラコレクションを誇るフィンランド・デザイン・ミュージアムと、イッタラのアーカイヴから貴重な作品を選りすぐって展示します。
③デザイナーを通して見るイッタラと日本のつながり
イッタラを代表するデザイナーのカイ・フランクは日本文化に影響を受けたことでも知られ、イッタラと日本は浅からぬ関係性を築いています。21世紀に入り、一層グローバルなデザインの広がりを求められるなか、イッタラは国際的なデザインブランドとして複数の日本人デザイナーや建築家とのコラボレーションを実現しています。ミナ ペルホネンの皆川明氏や隈研吾氏の撮り下ろしのインタビュー映像で、イッタラと
世界的な日本人デザイナーらの仕事に迫ります。
オイバ・トイッカによる《バード バイ トイッカ》コレクション ©Iittala
※会場内は全作品の写真撮影が可能です。撮影の際は展示作品に触れたり、危険が及んだりしないよう十分ご注意ください。
※動画撮影はご遠慮ください。
作品紹介
《マルセル》 ティモ・サルパネヴァ、1993年 ©Design Museum Finland, Photo: Johnny Korkman
《i-ライン》コレクション、 ティモ・サルパネヴァ、1956年 ©Design Museum Finland, Photo: Rauno Träskelin
アアルト ベースの木型、 ガラスの吹き竿、職人のベンチ ©Iittala
《アメリコンスカ》型ガラス 、 1913年 ©Design Museum Finland, Photo: Johnny Korkman
《ヒーデンニュルッキ(悪魔のこぶし)》と《ヒーデンケフト(悪魔のゆりかご)》ティモ・サルパネヴァ、1951年 ©Design Museum Finland, Photo: Pietinen
《フォレスト》 タピオ・ヴィルカラ、1963年 ©Design Museum Finland, Photo: Ounamo
《バード(シエッポ、スペシャルモデル 2003年、ラウルラスタス)》オイバ・トイッカ、 1972年/2003年/1984年 ©Design Museum Finland, Photo: Johnny Korkman
《ルーツ》コレクション、 ロナン&エルワン・ブルレック、2015年 ©Ronan and Erwan Bouroullec
基本情報
観覧料
一般 | 1,300(1,100)円 |
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大学生・70歳以上 | 1,100(900)円 |
高校生以下 | 無料 |
※( )内は前売または15名以上の団体割引料金。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者および介護者1名は5割減額。
※会期中、本展観覧券でコレクション展にも入場可。
※前売券販売期間:6月10日(土)~6月30日(金)
前売券取扱い店
チケットぴあ(Pコード686-526)
ローソンチケット(Lコード84412)
セブンチケット(セブン-イレブン)
CNプレイガイド(ファミリーマート)
好文堂書店
紀伊國屋書店 長崎店
メトロ書店 長崎本店
くさの書店チトセピア店
長崎県美術館
主催等
主催 | 長崎県美術館、フィンランド・デザイン・ミュージアム、朝日新聞社、NCC長崎文化放送 |
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特別協力 | Iittala |
後援 | フィンランド大使館、長崎県、長崎市、長崎県教育委員会、長崎市教育委員会、長崎ケーブルメディア、エフエム長崎 |
助成 | (公財)長崎バス観光開発振興基金 |