平成29年度 第3回コレクション・イン・フォーカス報告
当館学芸員が、主にコレクションをめぐってさまざまなテーマで語るコレクション・イン・フォーカス★第3回について報告します。



第3回のテーマは「野口彌太郎と長崎」ですオッケー《長崎の山々》などの当館が所蔵する作品を中心に、洋画家・野口彌太郎と長崎の豊かな関わりについて見つめた講座でした。講師は 松久保 修平 学芸員 です。
父方の実家が諫早市の資産家であった野口彌太郎は、東京生まれです。でも、諫早の学校に一時期通っていたり諫早に疎開した両親の元を訪ねたりしたこともあって、戦後は、毎年のように長崎を訪れ風景を描いたそうです。
「長崎は自分のふるさと」と語っておられたとのこと。なんとなく嬉しいですよね(*^_^*)

当時の長崎の画家たちと積極的に交流し、県内の洋画界の発展に大きく貢献した野口彌太郎。
現在、常設展示室(コレクション展)の第1室には、本講座の関連作品の数々が展示されています。
ぜひ一度、ご来場いただき、野口の愛した「ふるさと長崎」とゆかりの絵描きたちの作品に触れ、その息吹きを感じ取ってみてください。

毎回、当館コレクションの新たな魅力を発見することができる「コレクション・イン・フォーカス」オッケー聴講無料、皆さん、ぜひご参加ください!(^^)!
次回の予定は11月5日(日)11時から「流政之の彫刻」です。
| ワークショップ・講演会 | 11:21 AM |