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長崎県美術館

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仮面たち ( 1940年頃)

Masks 出品履歴

ホセ・グティエレス・ソラーナ José Gutiérrez SOLANA
作品解説
  カーニヴァルの仮面は、ソラーナが最も好んだモティーフのひとつである。人間たちが日ごろ巧みに隠している本性をかえって暴きだすこの小道具によって、ソラーナはグロテスクな人間喜劇を描き出した。この2点の作品に見られるように、老婆や動物といったさまざまな仮面をつけた人物たちが繰り広げるスケッチは、民話風の趣の中に滑稽さと不気味さを同居させている。
酒を飲む老婆の仮面を描いた本作品は、1920年頃にほぼ同じ構図の素描が複数描かれている。本作品は、その構図を用いながら背景に木や家の一部を描き入れることにより、より物語的な情景となっている。  
作品詳細
素材・技法 油彩・カンヴァス
素材・技法(英文) Oil on canvas
サイズ 78.8×65cm
コレクション名 須磨コレクション
備考 須磨No.829
関連収蔵資料
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