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作家詳細

アントニ・クラベ / クラベ (1913~2005年)

Antoni CLAVÉ

作家解説

家計を支えるため、働きながらバルセロナ美術学校の夜間部に通い美術を学ぶ(1926-32年)。やがて映画の看板装飾や宣伝用ポスターの制作を手がけるも、1937年、共和国軍兵士としてスペイン市民戦争に参戦し、翌々年フランスに亡命。1941年、パリのモンパルナスにアトリエを構え、以後フランスを拠点に活動(1965年、南仏のサン・トロペに移住)。印象派からシュルレアリスムまであらゆる美術を吸収しつつ作品を制作したが、1944年、ピカソとの直接的な出会いにより決定的な影響を受ける。1950年、ラブレー著『ガルガンチュア物語』のための挿絵制作を開始。後に主要な主題となる「中世」に出会う。1954年以降は舞台美術や挿絵の仕事をやめ絵画制作に集中。1956年から「王様」「王妃」「戦士」などの代表的シリーズを制作すると共に、具象性を備えつつもアンフォルメルに近い独自のスタイルを確立。以後、タペストリーや棚の扉を基底材とする作品をはじめ、ほとんどアサンブラージュと言うべき作品、だまし絵的な技法と実物のコラージュとが交錯する作品など、物質性と絵画的イメージの関係を追及するかのような画面を展開し国際的な評価を獲得した。1978年にはポンピドゥ・センターで個展を開催。1984年にはヴェネツィア・ビエンナーレのスペイン館で新作を含む125点の作品を展示。版画、オブジェ、彫刻などのジャンルにおいても新たな技法を果敢に取り入れ、生涯にわたり多彩な造形を生み出しつづけた。

作品一覧
7件中1~7件表示

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羽根飾りをつけた戦士 (1959年)
Soldier with a Feather Trim
アントニ・クラベ
Antoni CLAVÉ
素材・技法:油彩・ボード板
王様 (1959年)
King
アントニ・クラベ
Antoni CLAVÉ
素材・技法:油彩・カンヴァス
埋葬 (1949年)
Entombment
アントニ・クラベ
Antoni CLAVÉ
素材・技法:油彩・カンヴァス
手袋のアッサンブラージュ (1976)
Assemblage de Gants
アントニ・クラベ
Antoni CLAVÉ
素材・技法:エッチング、エンボス・紙
牛と人
 
アントニ・クラベ
Antoni CLAVÉ
素材・技法:リトグラフ・紙
トランプの王様 (1958年)
 
アントニ・クラベ
Antoni CLAVÉ
素材・技法:リトグラフ・紙
(1952年)
 
アントニ・クラベ
Antoni CLAVÉ
素材・技法:リトグラフ・紙
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