企画展 広島・長崎 被爆70周年 戦争と平和展
概要
東松照明 《上野町から掘り出された腕時計 長崎国際文化会館・平野町》 1961年 長崎県美術館蔵 ⓒShomei Tomatsu-Interface
会期 |
2015年09月20日(日) ~ 2015年10月25日(日) |
会場 | 常設展示室 全室 |
主催 | 広島・長崎県美術館平和発信事業実行委員会 |
被爆70周年を迎える2015年、広島・長崎の両県立美術館が協働し、両館のコレクションと国内の美術館・大学等の所蔵品を通じて、戦争の惨禍と、その対極にある恒久平和への希求を照らしだす展覧会を開催します。
戦争を大規模化・総力戦化し、近代戦争へと変容させた19世紀のナポレオン戦争を始まりとして、20世紀の2つの世界大戦に関連する作品を取り上げ、美術は戦争をどのように描いたのか、芸術家たちはいかなる立場から創造し、変容していったのか、そして広島と長崎の悲劇と祈りはどのように表象され続けてきたか、展示替作品を含む約170点により、その歩みを紹介します。
10月14日(水)より一部作品が入れ替わります。
出展作家一覧
ジャック=ノエル=マリー・フレミー/アントワーヌ=ジャン・グロの工房/テオドール・ジェリコー/ジャック=フランソワ・スヴェバック/フランシスコ・デ・ゴヤ/オットー・ディックス/ケーテ・コルヴィッツ/エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー/ライオネル・ファイニンガー/カジミール・マレーヴィチ/クルト・シュヴィッタース/マックス・エルンスト/アレクサンダー・カーノルト/マックス・ベックマン/ジョージ・グロッス/キスリング/藤田 嗣治/パブロ・ピカソ/パウル・クレー/ジョアン・ミロ/ロバート・キャパ/ジャン(ハンス)・アルプ/靉光/松本 竣介/寺田 政明/ベン・シャーン/ヘンリー・ムーア/宮本 三郎/小早川 篤四郎/花岡 萬舟/須田 国太郎/鍋井 克之/阿部 合成/小野 具定/今井 憲一/杉全 直/橋本 関雪/椛島 勝一/浜田 知明/香月 泰男/宮崎 進/本郷 新/松添 博/木村 権一/ジョー・オダネル/福井 芳郎/大木 茂/平山 郁夫/丸木 位里・俊/木村 伊兵衛/宮川 啓五/芥川 永/神田 周三/入野 忠芳/東松 照明/池野 清/大津 定信/富永 直樹/小川 緑/田川 憲/浜崎 左髪子/小山 敬三/片岡 脩/名井 万亀/福田 徳樹/石内 都/カーク・パーマー/竹田 信平
作品紹介
- テオドール・ジェリコー《突撃するナポレオン軍の将軍》1810年頃 東京富士美術館蔵 ⓒ東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
- ケーテ・コルヴィッツ《カール・リープクネヒト追悼》1920年 国立西洋美術館蔵
- 橋本 関雪《讃光》1943年 大阪市立美術館蔵
- フランシスコ・デ・ゴヤ《戦争の惨禍(15)「もう助かる道はない」》1810-14年 長崎県美術館蔵
基本情報
観覧料
一般 | 400円(320円) |
大学生・70歳以上 | 300円(240円) |
小中高生 | 200円(160円) |
◎( )内は15名以上の団体料金。
◎障害者手帳保持者及び介護者1名、県内在住の小中学生は無料。
◎「1∞ ミナカケル」展のチケットでも観覧できます(会期中に限る)。