松久保修平学芸員 第35回倫雅美術奨励賞受賞
お知らせ 2024/11/28
この度、当館の松久保修平学芸員が第35回倫雅美術奨励賞(美術評論部門)を受賞しました。
倫雅美術奨励賞は、優れた新鋭の美術評論家、美術史研究家および美術家の活動に対し顕彰を行うことにより、わが国の美術振興および若手美術家の育成に寄与することを目的に、美術評論家の河北倫明氏により設立された公益信託倫雅美術奨励基金が主催しています。
当館にて昨年度開催した企画展「浪漫の光芒-永見徳太郎と長崎の近代」の企画および図録中の論文が評価され、本展の企画を担当した松久保学芸員が受賞しました。
■企画展「浪漫の光芒-永見徳太郎と長崎の近代」概要
永見徳太郎《長崎港》1912-25年、油彩・カンヴァス、長崎県美術館
本展は長崎有数の資産家のひとりとして「銅座の殿様」とよばれた永見徳太郎を中心に据えた初めての展覧会。画家、写真家、コレクター、文筆家と多岐に及ぶ仕事の全貌を紹介するべく、永見が手がけた絵画や写真作品をはじめ、南蛮美術を中心とする旧蔵品、交流した芸術家たちの作品を展示しました。
主催:長崎県、長崎県美術館
会期:2023年10月14日(土)~2024年1月8日(月・祝)
企画・構成:松久保修平(長崎県美術館学芸員)
■展覧会図録について
編著者:長崎県美術館
執筆:塚原晃(神戸市立博物館)
松久保修平(長崎県美術館)
森園敦(長崎県美術館)
デザイン:尾中俊介(Calamari Inc.)
発行人:片山仁志
発行所・編集制作:株式会社長崎文献社
サイズ:B5判
ページ数:217ページ
価格:2,970円(税込)
本展の図録は、長崎県美術館ミュージアムショップにてお買い求めいただけます。