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長崎県美術館

コレクション展

コレクション展年間スケジュール

詳細情報

展示区分 コレクション展
展覧会 戦後日本の木版画―笹島喜平・松崎卯一・上野誠
会期 2022年5月10日(火)~7月24日(日)
会場 常設展示室4室
主催 長崎県美術館
概要 本展示では、収蔵品から3人の木版画家の作品を取り上げます。笹島喜平(ささじま きへい1906-1993)は栃木県に生まれ、棟方志功や平塚運一に師事。特に拓刷り(たくずり)という技法で日本の風物を力強く表しました。松崎卯一(まつざき ういち1895-1972)は福岡県生まれ。戦前に図画教師として長崎に赴任し(洋画家・池野清は教え子の一人です)、県展や市展の草創期には審査員を務めています。繊細な中間色で表した長崎風景が知られていますが、現存が確認されている作品はわずかです。上野誠(うえの まこと 1909-1980)は長野県生まれ。戦前・戦後を通じて労働者や虐げられた人々を題材とし、1960年代以降は長崎の原爆を主要テーマのひとつと定め、多くの作品を残しました。彼らによる作品30点によって戦後日本の木版画のいくつかの様相をご覧ください。

画像|松崎卯一《雲仙四季(夏)》木版・紙 長崎県美術館
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