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長崎県美術館

コレクション展

コレクション展年間スケジュール

詳細情報

展示区分 コレクション展
展覧会 ホセ・エルナンデス 黒の世界
会期 2022年2月15日(火)~5月8日(日)
会場 常設展示室4室
主催 長崎県美術館
概要 スペインを主として、国際的にも活躍した画家ホセ・エルナンデス(1944-2013)は、油彩画のみならず銅版画も精力的に手掛けました。本展は、奇妙でグロテスクながらもどこか幽玄な美しさに貫かれたエルナンデスの版画作品を紹介するものです。エッチングやアクアティントといった古典的な技法を駆使して生み出される版画の数々は、インクによる黒を基調としたモノトーンの世界に豊かな詩情をたたえ、独自の魅力を放っています。
 エルナンデスはすでに1976年の第10回東京国際版画ビエンナーレ(東京国立近代美術館、京都国立近代美術館)において日本へ紹介されていますが、その知名度に鑑みるとまだまだ国内では知られざる作家の一人に数えられます。本展を機に、彼の版画作品と対峙し、その特質と奥深さに迫って頂ければ幸いです。

●関連企画
「ホセ・エルナンデス|銅版画を語らう夕べ」※事前申込制
銅版画家・池田俊彦氏と本展担当学芸によるトークイベント。エルナンデスの銅版画作品が持つ表現の特徴や魅力について、版画家と学芸員それぞれの立場から見えるものをお話しします。

ゲスト|池田俊彦(銅版画家、南島原市アートビレッジ・シラキノ/エデュケーター)
日 時|3月26日(土)17:00~18:00 
場 所|常設展示室第4室
対 象|どなたでも(内容は中学生以上向け) 
定 員|15名
参加費|無料(ただし、要コレクション展観覧券)
申込方法|長崎県美術館ウェブサイト「各種申込み」の入力フォームからお申込みください。
申込締切|3月17日(木)
※応募多数の場合は抽選
※3月19日(土)迄に当選者にのみ決定通知をお送りします

|池田俊彦氏 略歴|
1980年、東京都八王子市生まれ。2005年、東京藝術大学大学院美術研究科(版画研究室)修了。2018年、南島原市アートビレッジ・シラキノのエデュケーターとして赴任。平成18年度文化庁買上優秀美術作品(2006年)、第5回山本鼎版画大賞展 優秀賞(2011年)ほか受賞歴多数。直近の主な展覧会歴として、「The Body – 身体の宇宙」(町田市立国際版画美術館、2019年)、「DI CARTA / Papermade. 5th International paper made artworks Biennial」(Palazzo Fogazzaro、イタリア・スキーオ、2021年)、「HEY! LE DESSIN」(Halle Saint Pierre、パリ、2022年)などが挙げられる。
主なパブリック・コレクション:文化庁、町田市立国際版画美術館など
関連リンク 作品紹介
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