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長崎県美術館

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作品詳細

尼僧 (童貞) ( 大正期)

Sisters 出品履歴

栗原玉葉 Gyokuyo KURIHARA
作品解説
  栗原玉葉は、女性の姿を描き続けた画家であるが、朝鮮半島を取材し、美しい衣装を身に纏い豊かな生活を宮中でおくる妓生と、農村で貧しいながらも子宝に恵まれ生活する若き農婦という二人の女性の生き方を対称的に対幅に仕立てた《身の幸・心の幸》(1917年、第11回文展出品)に象徴されるように、女性にとっての幸福をテーマとする作品を次第に描くようになった。本作品も「ショファイユの幼きイエズス修道会」のシスターを描くもので、一連の作品のひとつに位置づけられる。「ショファイユの幼きイエズス修道会」は、信徒発見で知られるプティジャン司教の要請に応え、1877(明治10)年に神戸に上陸し、日本での宣教を始めた修道会で、1885(明治18)年には日本管区が長崎市内に設けられ、明治期には関西圏や北部九州を中心に宣教活動がなされていた。栗原玉葉は、梅香崎女学校(現・梅光学院)在学中に洗礼を受け、上京後も海老名禅正の本郷教会に通ったプロテスタントの熱心な信者として知られている。本作品と玉葉自身の信仰とは直接的なつながりはないのであるが、当時、結婚を機に画家の道をあきらめる女性も多い中、銀葉会や月耀会を設立し、先頭をきってその地位の確立を推し進めていった玉葉にとって、信仰に身を捧げるシスターの姿は、日本画を究めようとする自身の姿とも重なっていったのかもしれない。本作品の下絵は長崎歴史文化博物館に収蔵され、また、シスター一人だけを描いた作品が同修道会日本管区本部に所蔵されている。落款「玉葉女」、印章「玉葉印」(朱文方印)。  
作品詳細
素材・技法 絹本着色
素材・技法(英文) Color on silk
サイズ 173.2×98.5cm
コレクション名  
備考  
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