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作家詳細

エドゥアルド・アロージョ / アロージョ (1937~2018年)

Eduardo ARROYO

作家解説

画家、彫刻家、舞台美術家。生地のマドリードでジャーナリズムを学び、1958年、兵役を逃れるべくフランコ政権下のスペインを離れてパリに留学。そのまま同地に定住した。ジャーナリストを目指していたが、生活のために新聞の挿絵を描いたことをきっかけとして独学で画家となり、1960年以降、ヨーロッパ各地のグループ展や個展で発表。名画や広告、漫画からイメージを引用したり、巨匠の様式を借用したりするなどしたパロディ的表現で、当時のスペインの政治状況や、権威、慣習を批判・諷刺する作品を制作し、しばしば物議を醸した(ミロさえ批判の対象となった)。こうした作風は、1960年代フランスの新しい具象画の動向「フィギュラシオン・ナラティヴ(物語的具象)」の特徴であり、アロージョは、ジル・アイヨーらとともにこの動向の中心的人物のひとりであった。1969年からは、主にドイツ人演出家クラウス・ミヒャエル・グリューバーとの協働で、舞台美術も手がけている(『ヴァルキューレ』パリ・オペラ座、1976年他)。フランコ死去の翌年にあたる1976年に晴れて帰国が叶い、マドリードを拠点に活動した。2018年10月14日、81歳で死去。

作品一覧
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ハエの楽園、あるいはヴァルター・ベンヤミンのポル・ボウでの最期/El paraíso de las moscas o el último suspiro de Walter Benjamin en Port Bou (26-IX-1940) (1999年)
The Paradise of the Flies or the Last Moment of Walter Benjamin in Port Bou
エドゥアルド・アロージョ
Eduardo ARROYO
素材・技法:油彩・布、木、鉄
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