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作家詳細
ルイス・デ・ラ・クルス・イ・リオス / クルス・イ・リオス (1776~1853年)
Luis de la CRUZ Y RÍOS
作家解説
カナリア諸島のテネリフェ島出身で、父親のマヌエル・アントニオ・デ・ラ・クルスをはじめとする地元の画家に絵画の手ほどきを受ける。スペイン独立戦争終結後の1815年にマドリードに移り、フェルナンド7世の宮廷で新古典主義様式による肖像画を数多く描いた。出自から「エル・カナリオ(カナリア人)」と呼ばれたことでも知られる。その作風は、当時、宮廷肖像画家として活躍していたビセンテ・ロペスの影響を示している。国王の死後はアンダルシアに移り、マラガのアンテケーラで歿した。代表作には、長崎県美術館が収蔵する《フェルナンド7世の肖像》のほか、《散歩をするフェルナンド7世と王妃マリア・クリスティーナ》(アストゥリアス美術館、オビエド)などがある。
作品一覧
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フェルナンド7世の肖像
(1828年)
Portrait of Ferdinand VII ルイス・デ・ラ・クルス・イ・リオス Luis de la CRUZ Y RÍOS 素材・技法:油彩・カンヴァス |