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リカルド・バローハ / バローハ (1871~1953年)

Ricardo BAROJA Y NESSI

作家解説

 画家、版画家であると同時に文筆家。小説家として名高いピオ・バローハ(1872-1956)の兄。アンダルシアに生まれたが家系はバスク系で、幼い頃に家族とともにマドリードに移住、そこで古文書学を修める。絵画はほぼ独学で学び、肖像画と風景画にほぼ特化して制作。またゴヤの『戦争の惨禍』に感銘を受けたことから銅版画にも手を染め、このジャンルにも多くの秀品を残した。1900年頃から弟と共にマドリードのヌエボ・カフェ・デ・レバンテのテルトゥリア(文学談義)に加わり、内省的なペシミズムを基調とする憂国論を唱えたいわゆる「98年の世代」の知識人と交わる。また1901年にはピカソと共に雑誌『アルテ・ホベン(若き芸術)』の創刊に参画。1908年には全国美術展で版画集『スペインの情景』により一等メダルを獲得。1931年に交通事故で右目を喪失、しばらくは文筆活動に専念するが、その後再び絵画制作に戻っている。油彩、版画の両方において、スペインの人々の日常的風俗を題材に淡いメランコリーや寂寥感を漂わせた独自の世界を作り上げた。

作品一覧
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教理問答(連作『スペインの情景』より) (1906年頃)
Lecture of the Catechism(from the series Spanish Scenes)
リカルド・バローハ
Ricardo BAROJA Y NESSI
素材・技法:エッチング・紙
郊外の二人(連作『スペインの情景』より) (1907年)
A Couple in the Country (from the series Spanish Scenes)
リカルド・バローハ
Ricardo BAROJA Y NESSI
素材・技法:エッチング、アクアティント・紙
メモリア門 (1912年)
El Portillo de Memoria
リカルド・バローハ
Ricardo BAROJA Y NESSI
素材・技法:油彩・カンヴァス
レコレートス通り (1926-30年頃)
Paseo de Recoletos
リカルド・バローハ
Ricardo BAROJA Y NESSI
素材・技法:油彩・カンヴァス
祝祭日 (1928年)
Anniversary
リカルド・バローハ
Ricardo BAROJA Y NESSI
素材・技法:油彩・カンヴァス
仮装行列 (1928-31年)
Masquerade
リカルド・バローハ
Ricardo BAROJA Y NESSI
素材・技法:リトグラフ・紙
道の下 (1937年)
Bajo la vía
リカルド・バローハ
Ricardo BAROJA Y NESSI
素材・技法:油彩・合板
勇敢なる13人 (1942年)
They were Thirteen Brave Ones
リカルド・バローハ
Ricardo BAROJA Y NESSI
素材・技法:油彩・合板
(1943年)
Fog
リカルド・バローハ
Ricardo BAROJA Y NESSI
素材・技法:油彩・合板
喧嘩 (1943年)
La riña
リカルド・バローハ
Ricardo BAROJA Y NESSI
素材・技法:油彩・板
キャンプ
Tienda de campaña
リカルド・バローハ
Ricardo BAROJA Y NESSI
素材・技法:油彩・厚紙
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