このページではJavaScriptを使用しています。JavaScriptを有効にして下さい。

長崎県美術館

所蔵品検索

作家検索

作家詳細

宮本三郎 / ミヤモト サブロウ (1905~1974年)

Saburo MIYAMOTO

作家解説

石川県小松市で生まれる。15歳のときに軍人となることを志望し、陸軍幼年学校を受験するが、体格検査で不合格となり断念。その後、1922(大正11)年に画家を志して上京し、川端画学校洋画部で藤島武二の指導を受ける。前田寛治、安井曾太郎に私淑した。1927(昭和2)年に二科展に初入選し、その後会員となる。1938(昭和13)年に渡欧し、古典美術に刺激を受ける。第二次世界大戦の勃発を機に帰国し、従軍画家として記録画を残した。戦後、抽象美術が全盛を迎える頃に再度渡欧し、それら抽象美術に見られる物質感を自身の作品に取り入れ、新たな具象表現を展開した。晩年には画面に鮮やかな色彩が加わり、幻想的な作品が生み出された。また、宮本は、1947年に二紀会を結成、1959年に日本美術家連盟の理事長に就任するなど、戦後の画壇の復興に大いに貢献した。

作品一覧
1件中1~1件表示

サムネイルをクリックすると、詳細情報を表示します。

大浦天主堂の前庭 (1961(昭和36)年)
Front Garden of Oura Church
宮本三郎
Saburo MIYAMOTO
素材・技法:パステル・紙
前の20件    1    次の20件

前のページへ戻る