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作家詳細

アントニオ・ムニョス・デグライン / ムニョス (1840~1924年)

Antonio MUÑOZ DEGRAÍN

作家解説

バレンシアのサン・カルロス美術アカデミーに学び、1860年代初めよりアカデミックな風景画を中心に全国美術展に出品するなど、活躍を開始。1870年よりマラガに拠点を移し、フォルトゥーニの影響を受けた細密様式の風景画で好評を博す。1870年代後半より大規模な歴史画を手掛け、とりわけローマ滞在中の1884年に制作された《テルエルの恋人たち》(プラド美術館)は、同年の全国美術展で一等メダルを獲得し、画家の名声を決定づけた。1895年にはカルロス・デ・アエスの後任としてマドリードのサン・フェルナンド美術アカデミーの風景画教授に就任している。その頃からより自由で神秘的な色遣いとポスト印象主義的な点描技法、そして象徴主義的主題を導入し、それまでのスペインの風景画の写実的傾向に革新をもたらした。晩年はとりわけ中近東世界に魅せられ、《ロードス島の港》(サン・フェルナンド美術アカデミー)など、聖書や神話を下敷きに現実とファンタジーの入り交ざった独自の風景画を確立した。

作品一覧
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聖地(エルサレム)/聖母の泉 (1910-20年頃)
Holy Land, the Fountain of the Virgin
アントニオ・ムニョス・デグライン
Antonio MUÑOZ DEGRAÍN 
素材・技法:油彩・カンヴァス
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