くらべてみれば、みえるもの。 — 長崎県美術館コレクションから
企画展概要
会期 | 2020年05月25日(月) ~ 2020年09月22日(火・祝) |
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開館時間 | 10:00~18:00(最終入場17:30) ※金・土曜日は20:00まで(最終入場19:30) |
休館日 | 第2・第4月曜日(祝日の場合は火曜日) |
会場 | 企画展示室 |
今年開館15周年を迎える長崎県美術館はこれまで「長崎ゆかりの美術」と「スペイン美術」の二つを大きな柱として収集活動を行ってきました。その結果、現在約8000点にのぼる美術作品を収蔵するに至ります。本展覧会では、当館学芸員6名がそれぞれ設定したテーマでこのコレクションを紹介します。「ながれる/とどまる」「大きい/小さい」「織る/削る」「ことば/図像」「虚/実」「自然/ひと」という6つのテーマから構成される各パートは、そのどれもが「くらべる」こと、つまり比較や対比に焦点を当てた内容となっています。何をどう「くらべる」のか、各テーマを鍵として鑑賞を進めていくと、単に作品どうしの違いが際立つだけでなく、それぞれの作品が持つ特質が浮かび上がってみえてくることでしょう。また、対比を念頭に置きつつ作品をみることで、そこに秘められた内なる声に気がつくこともあるはずです。当館が誇るコレクションが織りなす芸術世界の深みへとぜひ足を踏み入れてみてください。
【出品作家】
池田龍雄、ホセ・エルナンデス、椛島勝一、菊畑茂久馬、ホセ・マリア・シシリア、サルバドール・ダリ、東松照明、富永直樹、鳥巣水子、中里陽山[末太郎] 、原田正路、牧野宗則、丸木位里・俊、アンヘル・リスカーノ、渡辺千尋
【作品点数】
121点
■お知らせ
長崎県美術館は2020年4月23日に開館15周年を迎えました。15年間の感謝の気持ちを込めて、8月中はすべての方を対象に本展とコレクション展を入場無料といたします。
【無料期間】2020年8月1日(土)~31日(月)
作品紹介
菊畑茂久馬《舟歌 四》1993年(加筆1997、2002年)
原田正路「水滴」シリーズ 1980年
池田龍雄 《島尾敏雄著『月下の渦潮』挿絵》1980年
牧野宗則 《月華のままに》「有明海」シリーズ 1985年
中里陽山[末太郎] 《薄手白磁菓子鉢》1955-65年頃
基本情報
観覧料
一般 | 800(600)円 |
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大学生・70歳以上 | 600(400)円 |
高校生以下 | 無料 |
※( )内は15名以上の団体割引料金。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者および介護者1名は無料。
※会期中、本展観覧券でコレクション展にも入場可
※チケットは、長崎県美術館にて当日券のみ販売。
主催等
主催 | 長崎県、長崎県美術館 |
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