長崎県美術館 県民ギャラリー募集要項【令和5年度(2023年度)】
県民ギャラリーは、本県の芸術文化の振興に寄与するため「絵画」「デザイン」「彫刻」「工芸」「書」「写真」「メディアアート」など主に美術作品の発表及び鑑賞の場として皆様に利用していただく展示室です。このたび2023年度の使用申込について、次のとおり第一次募集を行います。
受付期間: 2022年8月1日(月)~8月31日(水)必着 ※持参の場合10:00~17:00厳守
≪募集対象期間:2023年4月20日(木)~2024年3月31日(日)※詳細は「5.使用申込について」を参照≫
1.県民ギャラリーの概要
展示室 | 面積 | 展示壁長 | 天井高 | 床面積載荷重 | 備考 |
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県民ギャラリーA | 176㎡ | 68.5m | 4.5m | 600kg/㎡ | 展示壁長には、可動展示壁分を含む。 ※各室面積・壁長・可動展示壁等の詳細はこちら(PDF版)>> |
県民ギャラリーB | 265㎡ | 80.9m | |||
県民ギャラリーC | 499㎡ | 130.9m | |||
県民ギャラリー全室 | 940㎡ | 280.3m |
県民ギャラリーA,B,Cの位置は、下図をご参照ください。
2.使用料金について
(1)展示室の使用料
展示室 | 一日の使用料(税込) | 備考 | |
---|---|---|---|
入場無料の場合 | 入場有料の場合 | ||
県民ギャラリーA | 6,450円 | 8,380円 | 物販、募金については、個別に協議いたします。 |
県民ギャラリーB | 9,710円 | 12,620円 | |
県民ギャラリーC | 18,230円 | 23,700円 | |
県民ギャラリー全室 | 34,390円 | 44,700円 |
(2)貸出備品の使用料
備品名 | 一日あたり(税込) | 備考 |
---|---|---|
展示ケース | 1,100 円/台 | |
展示台 | 110円/台 | |
彫刻台 | 110円/台 | |
スポットライト | 50円/台 | ベース照明のみで500ルクスを確保 |
※ 上記は入場無料の場合の使用料金です。入場料有料での使用の場合は通常の1.3倍になります。
3.展示室使用料の減免等について
次の事項について展示室使用料の減免を受けることができます。
- 県内の大学生以下が、学校教育の一環として創作した美術作品の展覧会(サークル活動を除く)で入場無料の場合 (10割)
- 県内の障害者の方又は県内出身の障害者の方が創作した美術作品の展覧会で入場無料の場合 (7割)
- ①県、市、町、又は県教育委員会、市町教育委員会が主催、共催して行う展覧会で入場無料の場合(5割)
②県、市、町、又は県教育委員会、市町教育委員会の後援により行う展覧会で入場無料の場合 (3割)
※減免申請の際は、後援決定の写し等、関係書類を提出していただきます。
- 有料備品ならびにホール・講座室など県民ギャラリー以外の貸し施設の使用料は減免対象外です。
- 表彰式・講演会など展覧会関連の催しで使用する貸し施設(ホール・講座室等)の申し込みは「貸し施設(ホール等)の使用案内」に基づき、利用予定の4ヶ月前から受付けます。
4.使用単位・使用時間について
使用の単位は、原則として火曜日から日曜日までの6日間(火曜日が休館日の場合は、水曜日から日曜日までの5日間)とします。使用時間は10:00~20:00の間を基本とします。(全国規模の巡回展など、館が認める場合6日間以上の継続利用ができます)。
なお、毎週月曜日を搬出入・展示作業日として、県民ギャラリーの休室日とします。但し、週をまたいで、或いは複数週の継続利用の場合は休室日・休館日の使用料はかかりませんが、月曜日の搬入・展示作業日以外で作業を行う場合は使用料が必要です。
■搬入日:月曜日13:00~18:00 ■搬出日:月曜日 9:00~12:00
・搬入日は18:00までに作業を完了させてください。
・それ以降となる場合は事前に申し出てください。最大延長20:00まで。
・やむを得ず20:00以降の作業となった場合は相当分の施設使用料をお支払いただきます。
【休館日】毎月第2、第4月曜日(休日、祝日の場合は火曜日が休館)、年末年始(12月29日~1月1日)
※美術館の都合により開館または臨時休館、開館時間を変更する場合があります。
5.使用申込について
- 募集対象期間 2023年4月20日(木)~2024年3月31日(日)
- ただし、2023年9月4日(月)~2024年10月3日(火)(県展)、2023年12月29日(金)~2024年1月1日(月・祝)年末年始休館日は申込できませんので予めご了承ください。
- 別紙「県民ギャラリー使用申込書」(Word形式)及び「使用者調査票」(Word形式)に必要事項をご記入の上、郵送、または美術館にお持ちください。また、「企業・美術団体・グループ・個人などが主催する展覧会」の場合は、経歴・実績の詳細(別紙可)のほか、参考となる作品の画像(写真等)を必ず添付下さい。
- 同じ時期に重複して申し込みがあった場合、館の定める選考基準をもとに調整します。その後、第三者を含めた利用審査会を行い最終決定します。
- 10月末頃までに内定通知書等を担当者様へ送付します。
- 申込・調整後、空きが出た場合については、第二次募集を行います。
<選考基準>
- 国、県等(館の主催、共催を含む)が主催する展覧会
- 九州地区以上の規模での巡回展・公募展で公共性が高く、多くの県民に質の高い鑑賞機会を提供し、文化振興に寄与しうる展覧会
- 県内全体または県内広域にわたり活動実績のある団体、グループが主催する展覧会
- 学校教育の一環として開催する展覧会
- その他の企業、美術団体、グループ、個人が主催する展覧会
*原則として1週間単位以上での申し込みを前提とする。
※選考基準1~4を優先させていただきます。
※選考基準5に該当する申込みに関しては、原則として長崎県在住者、長崎県出身者、長崎県内に事務局がある団体が使用者である事、もしくは長崎ゆかりの作家・作品の展覧会である事とします。
※応募多数の場合は抽選いたします。
6.使用を許可しない場合等
- 公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがあると認められるとき。
- 集団的又は、常習的に暴力的不法行為を行うおそれがある組織の利益になると認められるとき。
- 美術作品、美術館施設及びその附属設備等をき損し、又は汚損するおそれがあると認められるとき。
- 上記に挙げるもののほか、美術館の管理運営上支障があると認められるとき。
※なお、館長が管理運営上必要な範囲内で条件を付することがあります。(美術館事業で使用しているとき、及び施設管理上の必要があるときの使用の制限など)
※使用許可を受けた方は、その権利を第三者に譲渡し、若しくは担保に供し、又は許可を受けた場所の全部もしくは一部を転貸してはいけません。
※ 虚偽その他不正な手段により使用許可を受けたとき、許可なく使用目的や内容を変更したとき、公益上やむを得ない事由が生じたときなど、許可を取り消す場合があります。
7.使用者の遵守事項等
- ご利用に関して当館が取り組む、新型コロナウィルス感染拡大防止対策に準じていただきます。
- 鑑賞者に著しく不快感を与える音や臭いを発するもの、ペット(介助犬を除く)、生花など害虫が付着しているおそれのあるもの、火気を使用するもの、人に危害を及ぼすおそれのあるものなどは展示室に搬入・展示できません。
- 作品は必ず完成状態で搬入・展示を行ってください。
- 展示室を汚損するおそれのある展示または行為は禁止します。
- 展示室内での飲食はできません。
- 会期中は必ず会場責任者を常駐させてください。
- ギャラリー利用期間中の作品の管理、監視等は使用者が行ってください。万が一館の過失に因らない破損や事故などが起きましても館は責任を負いかねます。
- 展覧会期間中は受付に担当者を常駐させ、18:00より早く閉場しないようお願い致します。(できるだけ閉館時間20:00まで開場をお願いします)
- 展示作品の販売はできません。但し、展覧会に関係する図録・ポストカード等は販売できます。その際、販売手数料として売上の10%をお支払いいただきます。
- 広告印刷物には必ず会場が「長崎県美術館県民ギャラリー」であること、「主催者名」「問い合わせ先」「入場料の有無」を明示し、修正可能な段階で校正紙を必ず提出してください。
- テレビや新聞等で告知をする場合は、事前に当館の担当者へお知らせください。
- 施設の使用を終了した時、速やかに原状回復していただきます。
- 館の設備保守等の為、利用時間を調整していただく場合があります。
- 新型コロナウィルス感染拡大の状況によっては臨時休館、または開館時間を変更する場合があります。
- 内定の際にお送りする「使用上のお願い」を遵守していただきます。
- 使用をキャンセルする場合は、館の規定に基づきキャンセル料が発生します。
※利用日3日前~前日… 利用料金の5割、利用開始日当日…利用料金の全額
【手続きの流れ】